BLOOD, SWEAT & TEARS 「3」 1970
よく「無人島へ持って行くアルバム」とかっていう例えがありますが、
「電気も通ってない無人島で、どうやってレコード聴くんだよぉ!」的な
非現実的な発想ではなく、誰もがいづれ訪れる死期に際して
「棺おけに入れて欲しいアルバム」・・・これも棺おけと共に燃やされてしまう、
「あの世に持って行くアルバム」・・・持って行くというだけの満足感でしかなく、
実際、あの世で聴けるわけでなし。
それでは「葬儀で流して欲しいアルバム」とか
「死期が近づいた時に枕元で聴きたいアルバム」とか、
「電気も通ってない無人島で、どうやってレコード聴くんだよぉ!」的な
非現実的な発想ではなく、誰もがいづれ訪れる死期に際して
「棺おけに入れて欲しいアルバム」・・・これも棺おけと共に燃やされてしまう、
「あの世に持って行くアルバム」・・・持って行くというだけの満足感でしかなく、
実際、あの世で聴けるわけでなし。
それでは「葬儀で流して欲しいアルバム」とか
「死期が近づいた時に枕元で聴きたいアルバム」とか、
いろんなこじつけを考えますが、
ここは素直に「あの世へ持って行くアルバム」ということで...。(笑)
ここは素直に「あの世へ持って行くアルバム」ということで...。(笑)
なお、アルバム・タイトルの前の番号は好きな順番とか、優先順位とかは関係なく、
ランダムに載せて行きたいと思います。
ランダムに載せて行きたいと思います。
さて、今回はブラス・ロックの雄、ブラッド、スウェット&ティアーズの
3rdアルバムです。

当時、BSTやシカゴ、チェイス、ライトハウスなど一緒くたに
「ブラス・ロック」として括られてましたが、
中でもBSTの本盤はロックとジャズが一番バランスよく融合してるのでは
「ブラス・ロック」として括られてましたが、
中でもBSTの本盤はロックとジャズが一番バランスよく融合してるのでは
ないでしょうか。
管に対し、D.C.トーマスのブルージーで時にはゴスペル・タッチのヴォーカルが
うまくバランスをとってます。
管に対し、D.C.トーマスのブルージーで時にはゴスペル・タッチのヴォーカルが
うまくバランスをとってます。
当時のロック・シンガーで好きだったのは、
このディヴィッド・クレイトン・トーマスやコロシアムのクリス・ファーロゥ、
もっと遡れば、トム・ジョーンズやエンゲルベルト・フンパーディンク、
日本では尾崎紀世彦や上條恒彦あたりのダイナミックな唱法でした。
このディヴィッド・クレイトン・トーマスやコロシアムのクリス・ファーロゥ、
もっと遡れば、トム・ジョーンズやエンゲルベルト・フンパーディンク、
日本では尾崎紀世彦や上條恒彦あたりのダイナミックな唱法でした。
本作のA-1「Hi-De-Ho」の後半の「Hi-De-Ho, Hi-De-Hi...」の
コーラスのバックでシャウトするD.C.トーマスの力強さは天下一品!
これぞ鳥肌モノですぞ!
コーラスのバックでシャウトするD.C.トーマスの力強さは天下一品!
これぞ鳥肌モノですぞ!
本作にはJTの「Fire And Rain」やストーンズの「悪魔を憐れむ歌」、
トラフィックの「40,000 Headmen」、ザ・バンドの「Lonesome Susie」
などのカヴァーもあり、どれもD.C.トーマス流にダイナミックに唄われています。
トラフィックの「40,000 Headmen」、ザ・バンドの「Lonesome Susie」
などのカヴァーもあり、どれもD.C.トーマス流にダイナミックに唄われています。
「Lonesome Susie」などはバラードぽいメロにブラスが被さって
更にD.C.トーマスが吠える...、これはたまりませんねぇ。
更にD.C.トーマスが吠える...、これはたまりませんねぇ。
さて、次回の「あの世アルバム」はソニー・クラークの「クール・ストラッティン」を
予定しております。いつになるやら...(笑)