WEST COAST ALL STARS 
「CALIFORNIA DREAMIN'」      
1997
 
 『あのウェストコースト・サウンドの名曲がアカペラで甦る』 
 
 
 
イメージ 1
 
 
 
 当時、何の前知識も持たずに買ったアルバム。
 
 面子がビル・チャンプリン(シカゴ)、ボビー・キンボール(トト)、
ジェイスン・シェフ(シカゴ)、ジョセフ・ウィリアムズ(トト)とくれば、
シカゴとトトの合体バンドか、と早とちり...。
 
 曲も「夢のカリフォルニア」(ママス&パパス)
   「リキの電話番号」(スティーリー・ダン)
   「ユア・スマイリング・フェイス」(ジェイムス・テイラー)
   「テイキン・イット・トゥ・ザ・ストリート」(ドゥービー・ブラザーズ)
   「ホテル・カリフォルニア」(イーグルス)
   「神のみぞ知る」(ビーチ・ボーイズ)
   「金色の髪の少女」(アメリカ)
   「ウィアー・オール・アローン」(ボズ・スキャッグス)
とくりゃぁ、誰でもムラムラと来ちゃいますがね。(笑)
 
 ところが聴いてみてビックリ!なんとアカペラでした。
よーく考えてみりゃ、この面子、どれもハイ・トーン・ヴォイスを売りにする面々。
自分の洞察力の無さに腐心しながら、なにもダンやイーグルス、ドゥービーまで
アカペラでするこたぁ無いやろ!と思いつつ、
「テイキン・イット・トゥ・ザ・ストリート」のビルなんかは
いかにも適材適所で見事ハマっており、
「ホテル・カリフォルニア」のボビキンもどこかドン・ヘンリーを想わせ、
エンディングのツィン・ギターをジェイスンがヴォイスで再現しており、
聴きながら懐かしさで思わずニヤけてしまいますぜ。(笑)