STEELY DAN 
 「MARIAN McPARTLAND'S PIANO JAZZ」      
              2002
 
 マリアン・マクパートランドのラジオ番組に出演した時のスタジオ・ライヴです。
 
 
イメージ 1
 
 
 マリアン・マクパートランドと言えば、昔、「100 GOLD FINGERS」という
ジャズ・ピアニストが10人集まって日本国内をツアーした時に
紅一点で参加していました。地方都市にも来たのでワタシも観ることができました。
 
 ジャズ・ピアニストのマリアンとスティーリー・ダンという異業種交流のような
取り合わせ、もちろんフェイゲン&ベッカーはジャズにも造詣が深いのですが、
逆に世代的にもかなり上の(当時84歳)マリアンは
ダンのことをどの程度認識してたのでしょうか?
そしてラジオ番組の収録という時間的な制約の中でどの程度の打ち合わせと
リハが行われたのでしょうか? 気になるところです。
 
 両者の対談を挟んで8曲が収録されています。
フェイゲン(vo,p)ベッカー(el-g)マリアンのピアノ・トリオの構成で
ダンの「Josie」「Chain Lightning」「Black Friday」などに加え
エリントンの「Limbo Jazz」「Mood Indigo」や
W.C.ハンディの「Hesitation Blues」などもプレイしています。
「Mood Indigo」や「Things Ain't What They Used To Be」では
マリアンとフェイゲンのピアノ・デュオが聴けます。
 
 ダンの持ち歌では高齢のマリアン(失礼!)が上手く曲の雰囲気をつかんで
ピアノをプレイしているのにビックリしました。