MILES DAVIS 「SORCERER」 1962&1967
タイトルの「sorcerer」とは、魔法使いとか魔術師という意味だそうです。
ジャケの女性は後に奥サマとなるシシリー・タイソンですね。
ジャケの女性は後に奥サマとなるシシリー・タイソンですね。

しかし、不思議なアルバムですね、これは。
7曲中、マイルスのオリジナルは1曲もないんですから。
ショーター作が中心で、ハービーとトニーが1曲ずつ。
おまけに「Pee Wee」はマイルス抜きのショーター・クァルテット!
さらに1967年の録音アルバムなのに、
なんで62年の「Nothing Like You」が入ってるのか?
それもボブ・ドローというヒトの唄入りで。
(どうも場違いな1曲のような気がしますが・笑)
7曲中、マイルスのオリジナルは1曲もないんですから。
ショーター作が中心で、ハービーとトニーが1曲ずつ。
おまけに「Pee Wee」はマイルス抜きのショーター・クァルテット!
さらに1967年の録音アルバムなのに、
なんで62年の「Nothing Like You」が入ってるのか?
それもボブ・ドローというヒトの唄入りで。
(どうも場違いな1曲のような気がしますが・笑)
実はマイルスとショーターの初共演は62年の「JINGLE BELL JAZZ」という
X’マス・アルバムだったのです。CBSに頼まれ、嫌々(かどうかはわかりませんが)
「Blue X'mas」という曲を書き上げショーターらと吹き込んだのです。
その時に吹き込んだ「Nothing Like You」が67年の「SORCERER」に
なぜか収録されてしまったのです。
X’マス・アルバムだったのです。CBSに頼まれ、嫌々(かどうかはわかりませんが)
「Blue X'mas」という曲を書き上げショーターらと吹き込んだのです。
その時に吹き込んだ「Nothing Like You」が67年の「SORCERER」に
なぜか収録されてしまったのです。
マイルス抜きの「Pee Wee」、これも不思議ですねぇ。
マイルスがいなくても、マイルス・サウンドなんですよね。
後にハービー、ロン、トニーにウィントン・マーサリスを加えたアルバムで
再演されますが、これは素晴らしかったですよ。
だから「SORCERER」の「Pee Wee」で、マイルスが吹いてたら...
と考えちゃいますよね。
マイルスがいなくても、マイルス・サウンドなんですよね。
後にハービー、ロン、トニーにウィントン・マーサリスを加えたアルバムで
再演されますが、これは素晴らしかったですよ。
だから「SORCERER」の「Pee Wee」で、マイルスが吹いてたら...
と考えちゃいますよね。
好きなのは、ハービーのピアノで静かに始まる「Limbo」。
テーマに入ると、ハービー、ピアノやめちゃったの?と思うくらい
控えめに弾いてるし、反対にトニーは叩きまくってるし。
でもハービーのソロになると、逆にトニーが引いて、ロンの存在感が増す、
といった心憎いコンビネーションがたまらんねぇ。
テーマに入ると、ハービー、ピアノやめちゃったの?と思うくらい
控えめに弾いてるし、反対にトニーは叩きまくってるし。
でもハービーのソロになると、逆にトニーが引いて、ロンの存在感が増す、
といった心憎いコンビネーションがたまらんねぇ。