CAMBADA MINEIRA  「MEU RECADO」       2006
 
 『これ以上の清々しさがあろうかというニュー・アレンジの
「クルビ・ダ・エスキーナⅡ」で始まるミナスの
現役最高峰ソフト・ロック・コーラス・グループ "カンバーダ・ミネイラ"の
ニュー・アルバム!』
 
 
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 上のCD帯のコピーを読んでもさっぱりわからんでしょう。(笑)
ワタシも全然わかりまへん。(笑)
念のため、ライナーを少し転記しておきますわ。
 
 『バンデイロに鍵盤、ヴィオラォン(ギター)を操りながら
純度の高いコーラス・ワークを聴かせる男性二人に女性一人のグループ。
ミナスのアーティスト達とも交流が盛んでゼー・ヘナートや
ロー/マルシオ・ボルジスらとテアトロ・ヒヴァウに於いて
ライヴ共演したりしている様子。
ミルトン・ナシメントやフェルナンド・ブランチらが作り上げた結晶、
そんなミナスの心地よくもせつない美旋律たちを、完成されたコーラス・ワークで
新鮮に聴かせるカンバーダ・ミネイラ。
当然この才能を皆が放って置くはずもなく今アルバムでもトニーニョ・オルタ、
ヴァギネル・チゾ、ゼー・ヘナート、シモーニ・ギマラエンス、
ホベルチーニョ・シウヴァ、ヴィクトル・ビグリオーニ、マルシオ・モンタリオイス、
ガブリエル・グロッシ、ジャミール・ジョアニスが参加!
ロッカー・ハウル・セイシャスの曲m-12や、
同郷ミナスのバンド・スカンキと元ムタンチスのナンド・ヘイスが共作した
m-9などもレパートリーに加えている。』
 
 というわけで、伯剌西爾の直輸入盤を(有)大洋レコードがリリースしたものです。
この大洋レコード、最近ではアンディ・サマーズ(元ポリス)とフェルナンダ・タカイ
という女性のエレ・ボッサ的なコラボ・アルバムなども出してます。
 
 さて本アルバム、メンバーのオリジナルを中心に、ミルトン・ナシメントの曲を
3曲も取り上げています。
3声コーラスとギター&ピアノ、そこにフリューゲルホーンやアコーディオン、
ヴァイオリン、ドラムスなどが加わり、爽やかなサウンドが繰り広げられています。
土着的な泥臭さが希薄な分、楽しく聴ける作品であると同時に
ちょっとモノ足りなさも感じてしまいます。
ナシメント作とクレジットされてる「Cavaleiro Do Ceu」は
あの名曲「Riders In The Sky」の改作と思われます。