LOS LOBOS  「THE RIDE」      2004
 
 
『グラミー賞受賞アーティストでもあるベテラン・バンド ロス・ロボスの
通算12作目のオリジナル・アルバム。
今作はとにかくフィーチャリング・アーティストが豪華絢爛!
トム・ウェイツ、エルヴィス・コステロ、リチャード・トンプソン等々が
惜しみなく参加している。ロス・ロボスの魅力全開の意欲作。』
 
 いろんなヒトがゲストでヴォーカルをとってます。
例えば、ボビー・ウーマックやエルヴィス・コステロ、メィヴィス・スティプルズ、
そしてリチャード・トンプスンにトム・ウェイツ!
 
 
 
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 さてトムはロボスが送ったテープに唄を乗っけて「Kitate」という曲に
しちゃいました。
冒頭のトムのヴォーカルにロボスのラテン・フレイヴァーが絡みつく...。
これがミスマッチというか、バックの演奏は極めてメキシカンなサウンドなんですが、
トムの呪文のようなヴォーカルが妙に効果的?
収録曲の中では唯一異色な存在。
 
 また、ボートラにトムの「Jockey Full Of Bourbon」のカヴァーもあり、
こちらはもともとラテンぽい原曲に忠実なアレンジでロボスのオリジナルか?
と錯覚するほどの違和感のない自然なサウンドでした。
というか、ロボスには打って付けの素材だったように思えます。
 
 ついでにリチャード・トンプスン参加の「Wreck Of The Carlos Rey」では
R.T.の職人技クネクネ・ギターが堪能できることを付け加えておきます。