FLEETWOOD MAC 「MR. WONDERFUL」 1968
マックの2nd。

マックはこのブルーズ・ロック時代の作品以外は聴かないのですが、
どうもよくわからんのは、ピーター・グリーン、ジェレミー・スペンサーという
素晴らしいギタリストを二人も擁していて、
どうもよくわからんのは、ピーター・グリーン、ジェレミー・スペンサーという
素晴らしいギタリストを二人も擁していて、
この二人は一緒にプレイしない、ということ。
つまり、ピーターの曲にはジェレミーは加わらないし、
ジェレミーの曲にはピーターは出てこない...。
言ってみれば、ピーターのマックとジェレミーのマックというふたつのマックが
楽しめる、という "ダブル・マック" 状態。(笑)
つまり、ピーターの曲にはジェレミーは加わらないし、
ジェレミーの曲にはピーターは出てこない...。
言ってみれば、ピーターのマックとジェレミーのマックというふたつのマックが
楽しめる、という "ダブル・マック" 状態。(笑)
ま、元々、メイオール・スクール(ブルーズブレイカーズ)にいたピーターと
ミック・フリートウッド、ジョン・マクヴィーの3人にジェレミーを加えたのですが、
(1stアルバムは「PETER GREEN'S FLEETWOOD MAC」のタイトルに反して
ピーターとジェレミーが半々でイニシアティヴをとっている)
ピーターはサンタナで大ヒットした「Black Magic Woman」のような
マイナー・ブルーズやBBキング・スタイルを得意とするのに対し、
ジェレミーは「エルモア命!」的なスライド・ギターがトレードマークで、
この二人はまったく違ったブルーズを目指しているのに
一つのバンドに籍を置きながら実質は別居状態といったところでしょうか。
もちろんジェレミーの3連スタイルだけではアルバム一枚、間が持たないし、
ピーターのオーソドックスなブルーズがあって一層バンドとして変化がある、
ということを認識しながら聴かないと、この時代のマックは理解しずらいでしょう。
英国ではジョン・メイオールやチキン・シャック、サヴォイ・ブラウン、
クライマックス・シカゴ・ブルーズ・バンド...といったブルーズ・ロックが
群雄割拠してた華のある素晴らしい60年代末でした。
どのバンドもみな真摯にブルーズを模倣し取り組んでた時代です。
ミック・フリートウッド、ジョン・マクヴィーの3人にジェレミーを加えたのですが、
(1stアルバムは「PETER GREEN'S FLEETWOOD MAC」のタイトルに反して
ピーターとジェレミーが半々でイニシアティヴをとっている)
ピーターはサンタナで大ヒットした「Black Magic Woman」のような
マイナー・ブルーズやBBキング・スタイルを得意とするのに対し、
ジェレミーは「エルモア命!」的なスライド・ギターがトレードマークで、
この二人はまったく違ったブルーズを目指しているのに
一つのバンドに籍を置きながら実質は別居状態といったところでしょうか。
もちろんジェレミーの3連スタイルだけではアルバム一枚、間が持たないし、
ピーターのオーソドックスなブルーズがあって一層バンドとして変化がある、
ということを認識しながら聴かないと、この時代のマックは理解しずらいでしょう。
英国ではジョン・メイオールやチキン・シャック、サヴォイ・ブラウン、
クライマックス・シカゴ・ブルーズ・バンド...といったブルーズ・ロックが
群雄割拠してた華のある素晴らしい60年代末でした。
どのバンドもみな真摯にブルーズを模倣し取り組んでた時代です。
ピーターらしさが出てるのは「Love That Burns」のようなマイナー・ブルーズ、
そして「Stop Messin' Round」「If You Be My Baby」のような
オーソドックスなスタイル、
逆にジェレミーは「Dust My Broom」「Doctor Brown」「Coming Home」
のような3連スタイルをかたくなに守ってます。
そして「Stop Messin' Round」「If You Be My Baby」のような
オーソドックスなスタイル、
逆にジェレミーは「Dust My Broom」「Doctor Brown」「Coming Home」
のような3連スタイルをかたくなに守ってます。
ブルーズ・ロック・ファンにとっては1stと2ndに酔いしれ、
後期のマックには手を出さないほうが身のためです。(笑)
逆に後期のマック・ファンは前期のブルーズ・ロックは
後期のマックには手を出さないほうが身のためです。(笑)
逆に後期のマック・ファンは前期のブルーズ・ロックは
聴かないほうが幸せでしょう。(笑)