MARVIN GAYE
「THE VERY BEST OF MARVIN GAYE」        1966-1982
 
 ソウル・ミュージックに疎かったワタシが、初めて「悲しいうわさ」を聴いたのは
60年代のヒット曲を集めたコンピレーション・アルバだったと思います。
正直言って、自分の金で買ったソウル系のレコードは数えるくらい...。
あの名曲「マーシー・マーシー・ミー」もオットマー・リーバートの
フラメンコ・ヴァージョンで初めて聴いた始末...。
 
 
 
 
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 同じブラック・ミュージックでもブルーズは死ぬほど好きなのに、
なんでソウル・ミュージックは好きじゃないんだろう?
と、つらつら考えるに、未だ結論は見出せず、
とにかく、あのリズム感が自分の波長に合わないんだ、と騙しているようです。(笑)
 
 好き嫌いというのは、その音楽性が好き、とか
あるいは、そのミュージシャンの生き様に共感を覚えるとか...
実父に射殺される、という非業の死を遂げた彼の生き様を
さらに掘り下げて知りたい、という欲求にかられないのは
それ以前に彼の音楽性に共感できる部分が
残念ながら自分の感性に持ち合わせ得なかったということでしょう。
 
 マーヴィン・ゲイを理解し得なかったワタシは不幸なリスナーです。(笑)
彼の生き様を理解しうるには、まだまだ時間が必要かも知れません。
 
 でも「マーシー・マーシー・ミー」は絶品です!