KEVYN LETTAU  「ANOTHER SEASON」          1993
 
 この時代ってぇのは、アダルトな雰囲気のジャジーなシンガーが
もてはやされてたような...。ケヴィン・レトー然り、ジュリア・フォーダムや
シャーデー、ホリー・コールにローラ・フィジー、リアーヌ・フォリィや
ヴィクター・ラズーロなど、挙げたらキリがない...。
今でも活躍してるヒトはどれだけいるんだろう?
 
 
 
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 確かにタイトル曲の「Another Season」は軽快でありながらも
いまひとつインパクトに欠けてるし、
逆に、ガット・ギターのバックで唄うスタンダード「I've Got A Crush On You」、
ジョビンの「Retrato Em Branco E Preto」のような暗い感じのブラジリアン、
そしてジェイムズ・テイラーの「Shower The People」などのカヴァーでの
センスの良さが光ってます。
 
 リズムを前面に出した軽快な曲よりも、しっとりと大人の世界を堪能できる曲が
合ってるようにも思いますが、どうなんでしょうか?