ケヴィン・レトー 「シンプル・ライフ」

KEVYN LETTAU  「SIMPLE LIFE」        1992

　「SIMPLE　LIFE」といってもＲＥＮＯＷＮのブランドじゃぁないよ。

 

 たしか当時「スィング・ジャーナル」のレヴューを見て買ったと思います。
ワタシ自身の棚の区分はジャズかポップスか悩み、
当時はジャズの棚にて管理してましたが、後年は「女性ヴォーカル」という棚を
新たに設けまして、そこに一緒くたに並んでおります。（笑）

　タイトル曲はイヴァン・リンスとの共作で、しっとりと歌い上げた逸品です。
発声もエモーショナルな部分は無いけど、素直で素晴らしいと思います。

　ジョニ・ミッチェルの「People's　Parties」をパーカッションをバックに
ちょっとアフリカンなテイストで表現してるのにはビックリ！
また、デューク・エリントンの「Prelude　To　A　Kiss」もベースとのデュオで、
本アルバムはタイトル通り、シンプルな展開の曲が大きな魅力です。