THE CORRS  「BORROWED HEAVEN」       2004
 
 プロデューサーのオレ・ロモ云々はよく知りませんが、
かなり爽やかなテイストのアルバムに仕上がってます。
昨日梅雨明け宣言をしたのですが、そんなシチュエイションにピッタリ!
 
 
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 最愛の夫を失ったベス・ニールセン・チャップマンの
「SAND AND WATER」を書いた後ですが、
こちらもまた最愛の母親を失った兄妹の「BORROWED HEAVEN」、
ワタシ自身も今年の春、父親を亡くした身であり、
なんか人生の転換期というか、ターニング・ポイントに作られた作品には
すごく共感を感じるワケでありまして...。
 
 ジメジメした初夏にはボサノヴァの囁きが一番! と思ってたワタシですが、
「Summer Sunshine」のような爽やかなポップ・サウンドも一服の清涼剤?
 
 また亡き母を称えた「Angel」も、詩の内容とは裏腹に明るいポップ・サウンド...。
ホイッスルの音色がアイリッシュ・テイストを感じさせ、
どこか懐かしさを感じるのも、全体に流れるポップなチューンのせいでしょうか。