POCO  「CRAZY EYES」         1973
 
 前作「A GOOD FEELIN' TO KNOW」がパッとしなかったポコにとって
起死回生のアルバムとも言えるでしょうか。
リッチー・フューレイにとっては最後の作品となります。
 
 
 
 
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 やっぱJ.J.ケイル作の「Magnolia」でしょう、このアルバムの存在価値は。
ラスティのスティール、ポールのヴォーカル、そしてハーモニーワーク、
オーケストレーションを導入した美しさ...もう言うことなし!
 
 ポコを脱退したフューレイは、ディヴィッド・サウザー、クリス・ヒルマンらと
サウザー・ヒルマン・ヒューレイ・バンドを結成します。
そのクリス・ヒルマンがマンドリンで参加し、ラスティのドブロ、バンジョーと
ビル・グレアムのフィドルが絡みまくる「Fool's Gold」での
ブルーグラス大会も素晴らしいですね。
 アルバムとしてはかなり完成度の高いモノとなり、
アウト・テイクもかなりあるらしく、そのあたりもそそられますよね。