MILES DAVIS SEXTET 
「SOMEDAY MY PRINCE WILL COME」         1961
 
 本作の「いつか王子様が」「Teo」でのコルトレーンは
マイルスとの最後の共演ということになりますかね。
 
 
 
イメージ 1
 
 
 
 コルトレーン入りの2曲もいいのですが、ワタシ的には
その合間を縫うように配されたバラードが好きです。
確かにこのアルバムは好きな曲が分かれるところだと思いますが、
「Old Folks」のミュート・プレイは屈指のバラード・プレイではないでしょうか。
 
 またスパニッシュな雰囲気の「Teo」でのたどたどしく感じるプレイ、
それが哀愁感を醸し出してるところなんかは、マイルスならではでしょう。
ここでのコルトレーンの見事なはまり具合は、
まるでマイルスがコルトレーンを加えることを前提に書いたようにも思えます。