MILES DAVIS 「DIRECTIONS」 1960-1970
1960年~70年のアウト・テイク集です。

ギル・エヴァンスとの「Song Of Our Country」、
「'Round Midnight」のブラックホークでのライヴ・ヴァージョン、
そしてエレクトリック・マイルスまでの広範囲での没テイクですが、
「CIRCLE IN THE ROUND」同様、長いスパンでの記録ですが、
これがなかなかの出来で、なんでボツになったの?と思わせるような内容です。
「'Round Midnight」のブラックホークでのライヴ・ヴァージョン、
そしてエレクトリック・マイルスまでの広範囲での没テイクですが、
「CIRCLE IN THE ROUND」同様、長いスパンでの記録ですが、
これがなかなかの出来で、なんでボツになったの?と思わせるような内容です。
聴きモノはやはりチック・コリア&ハービー・ハンコックのエレピを核とした
「Directions Ⅰ」と「同 Ⅱ」でしょう。
「Ⅰ」でのマイルスのトランペットとウェイン・ショーターのソプラノ・サックスの
スリリングな展開に対し、「Ⅱ」ではマイルスはテンションを維持してるものの
ショーターはこじんまりとまとまってしまってるのが対照的です。
エレピを使うということ自体、かなり新鮮だったこの時代に、
それも2台も同時にフィーチャーしてしまうという大胆な構成。
「Directions Ⅰ」と「同 Ⅱ」でしょう。
「Ⅰ」でのマイルスのトランペットとウェイン・ショーターのソプラノ・サックスの
スリリングな展開に対し、「Ⅱ」ではマイルスはテンションを維持してるものの
ショーターはこじんまりとまとまってしまってるのが対照的です。
エレピを使うということ自体、かなり新鮮だったこの時代に、
それも2台も同時にフィーチャーしてしまうという大胆な構成。
CD2枚分の没テイク集、どれも完成形に近い内容ではないでしょうか?