DR.JOHN  「DR.JOHN'S GUMBO」       1972
 
 前作までのヴードゥーぽいのはどこへ行ったんでしょう?
「ごった煮」というタイトルにしては一本筋が通った内容です。
ニュー・オーリンズと言えば「セカンド・ライン」ですが、
こんな音楽でお棺を運んでもらったら亡くなったヒトも本望でしょう。
 
 
 
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 1曲目の「Iko Iko」ですでにノリノリ!
これで体が自然と動き出さないヒトは、このアルバム、合わないかも。(笑)
ニュー・オーリンズのアーティストの曲をカヴァーした内容ですが、
ディキシーランドやブルーズ、ロックンロールなどが入り交ざったスタイルは
DR.ジョンのピアノと相まって、充分楽しめる音楽です。
 
 特にプロフェッサー・ロングヘアの「Tipitina」でのピアノは絶品也。
またスロー・ブルーズ仕立ての「Those Lonely Lonely Nights」も
けっこう好きですね。