RICHARD THOMPSON 「DREAM ATTIC」
 
 一体、1年間に何枚ほどCDやレコードを買ってるんだろう?
と思いつつ、データを調べてみますと、
  
  2002年  約60枚
  2003年 約100枚
  2004年  約70枚
  2005年  約60枚
  2006年 約120枚
  2007年 約160枚
  2008年 約120枚
  2009年 約190枚
  2010年 約250枚
と、昨年はホント、たくさん買っちゃいました。
でも年々、新譜の比率は極端に少なくなり、今じゃほとんど中古盤ばかり。
もちろん枚数の中には¥100ほどのLPなんかも多数含まれてますので、
決して経済的に羽振りが良くなったわけじゃありません。(笑)
 
 2009年のベスト・アルバムはリヴォン・ヘルムの「エレクトリック・ダート」を
挙げてたと思うのですが、さて2010年は?と思い返しますと、
一番最後のほうに買ったリチャード・トンプスンの新譜ですよ、やっぱり。

 『「スウィート・ウォリアー」以来3年ぶりとなる超待望の新作アルバム。
日本盤は、収録曲全13曲のアコースティック・デモを収めた
ボーナス・ディスク付きの2枚組仕様で発売!』
 
 
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 何と言っても全曲、新曲ライヴ!
ボーナス・ディスクのアコ・デモを基に入念なリハを繰り返し、
ツァーでレコーディングする、といった快挙!!
 
 フィドルをフィーチャーした美し過ぎる「Among The Gorse, Among The Grey」、
そして徐々に盛り上がるギターが聴ける「Crimescene」、
この「Crimescene」はアルバム「YOU? ME? US?」に収録されてた
「Put It There Pal」を彷彿とさせるRT特有の"静かなる盛り上がりギター"です。
同じく「If Love Whisper Your Name」もRTのギターを堪能できます。
 
 それにしても驚くべきは、ボーナス・ディスクのアコ・デモが
すでにかなり完成度が高いという点でしょう。
ここまで用意周到に練り上げられた作品が悪いはずはありません。