THE POGUES  「PEACE AND LOVE」        1989
 
 彼らの4作目なんですが、1曲目「Gridlock」からビックリですよね。
なんせ、ホーン入りですから。(笑)ちょっとジャジーなインストでした。
 
 
 
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 さて、ポーグスと言えば、それまではシェインのやんちゃっぽいヴォーカルが
特徴のアイリッシュ&パンキッシュなバンドというイメージでしたが、
この4作目は曲作りやヴォーカルもシェイン以外のメンバーが半分ほどやってるので
全体的な印象は過去の作品とはちょっと趣を異にしています。
 
 シェインの美メロも健在で、「Misty Morning Albert Bridge」あたりは
美メロとシェインのヴォーカルのミスマッチな魅力がプンプンで、
かなり好きなトラックです。
また「Gartloney Rats」あたりを聴けば、従来のアイリッシュ&パンキッシュを
満喫できるでしょう。
 
 スパニッシュのようなマカロニ・ウェスタンのようなムードの
「Night Train To Lorca」でのスパニッシュ・ギターとホーンに
ホイッスルが絡むあたりは、どうも妙な雰囲気です。(笑)
でもそれに続く「London You're A Lady」の
"いつものポーグス" で締め括れて良かったです。(笑)