ROBERT JR. LOCKWOOD  「STEADY ROLLIN' MAN」        1972
 
 『義父ロバート・ジョンスン直伝のギター・スタイルを基に
独自のモダン・ブルースを築き上げたロックウッド、
72年録音の伝説的アルバム!』
 
 
 
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 来日したのが74年のブルーズ・フェスティヴァル(第1回)ですから、
その2年前に吹き込まれたアルバムです。
 
 60年代はほとんど引退同然でしたから、事実上、復帰作とも言えるでしょう。
ワタシ自身、74年の「BLUES LIVE!」を先に聴いたものですから、
本作を聴いた時には、ロックウッドがギターを弾いてるものと思ってましたが、
実際はバックのエイシズのルイス・マイヤーズがほとんど弾いてたと知って
ビックリ!
 
 またクラプトンが「461」でカヴァーしてた「Steady Rollin' Man」は、
ここではロックウッドがロバジョンのオリジナル以上にリズム感を強調し、
バンド・サウンドでキメてるのが驚きでした。
 
 インストの「Steady Groove」では、
テーマを弾くロックウッドとバッキングのマイヤーズ、
ソロを弾くマイヤーズとバッキングのロックウッド、
という具合に違った魅力をダブルで味わえます。