玉置浩二  「LOVE SONG BLUE」          1994
 
 
 ミュージシャンの体調や精神状態には興味がありません。
聴き手の体調や精神状態にマッチングする音を提供してくれれば、
聴き手は共感を得るのではないでしょうか。
 
 
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 とやかく言われがちな玉置さんですが、
ワタシは以前(安全地帯のころ)彼は私よりもずっと若いと思ってたのですが、
実はワタシと同学年なんですよね。
だから「カリント工場の煙突の上に」を聴いた時、
すごく懐かしさがこみあげて来て...。
 
 のっけからノスタルジックな「正義の味方」、
これを聴いてあなたは何を思い出しますか?
ウルトラマン? 鉄人28号? アトム? エイトマン? 月光仮面?
ヒトを愛することは正義と勇気の証だ...とでも言いたげ...。
 
 ロックンロールの「愛してるよ」を聴く限りは、かなり全開気味。
でも最高のお気に入りは "カレンダー・ソング" の「最高でしょ?」の
前半のジャジーな部分。
途中でテンポアップせずにジャジーなまんまで行って欲しかった。
 
 まったりとしたラヴ・ソング集でした。