アイリッシュとポップの按配が微妙ですね ザ・コアーズ 「トーク・オン・コーナーズ」

THE CORRS  「TALK ON CORNERS」              1997

　いきなり１曲目の「Only　When　I　Sleep（夢の中で抱きしめて）」の重さは何だ！？
でも間奏はしっかりアイリッシュしてる．．．。

　彼らの２枚目ですが、サウンド的にメロディアスな指向で、
そこにアイリッシュなフレイヴァーを加えたもんだから
「Only　When　I　Sleep」も「What　Can　I　Do」も大ヒット！
どちらかと言うとポップなセンスにケルティックな要素を足した、て感じ。

　チーフタンズが加わったジミヘンの「Little　Wing」が
一番の聴きモノです。ヴォーカル・ラインはスティングを下敷きにしてるのかな？
間奏のパディ・マロニィのティン・ウィッスルが
ポップ指向の本アルバムの中で一番アイリッシュな香りを感じますね。