CASSANDRA WILSON 「BELLY OF THE SUN」 2000

もともとフォーク系の歌を唄っていたカサンドラ、
これまでも、いろんなポップスの名曲をアレンジして
自身のアルバムで取り上げていましたが、
本作はかつてのフォークやブルーズにとらわれずに、
アントニオ・カルロス・ジョビンのボッサなどにも挑戦してます。
これまでも、いろんなポップスの名曲をアレンジして
自身のアルバムで取り上げていましたが、
本作はかつてのフォークやブルーズにとらわれずに、
アントニオ・カルロス・ジョビンのボッサなどにも挑戦してます。
有名所では、ザ・バンドの「The Weight」、
ジェイムズ・テイラーの「Only A Dream In Rio」、
ジミー・ウェッブの「Wichita Lineman」(グレン・キャンベルの大ヒット曲)、
ボブ・ディランの「Shelter From The Storm」、
ブルーズ・クラシックの「You Gotta Move」(ストーンズのカヴァーでお馴染み)
「Hot Tamales」(ロバート・ジョンスン)などに加え、
ジョビンの「Waters Of March」「Corcovado」などもカヴァーしちゃう始末...。
ジェイムズ・テイラーの「Only A Dream In Rio」、
ジミー・ウェッブの「Wichita Lineman」(グレン・キャンベルの大ヒット曲)、
ボブ・ディランの「Shelter From The Storm」、
ブルーズ・クラシックの「You Gotta Move」(ストーンズのカヴァーでお馴染み)
「Hot Tamales」(ロバート・ジョンスン)などに加え、
ジョビンの「Waters Of March」「Corcovado」などもカヴァーしちゃう始末...。
確かにブレイク前はジャズ・シンガーであったカサンドラが
アルバムをリリースするたびに、ブルーズ・シンガーへと変貌していく様が
聴いていて、どこかスカッとするんですよ。(笑)
基本的にはギター・バンド(それもアコースティック)なので、
ジャジーに唄ってもブルージーに聴こえちゃうんだよね。
アルバムをリリースするたびに、ブルーズ・シンガーへと変貌していく様が
聴いていて、どこかスカッとするんですよ。(笑)
基本的にはギター・バンド(それもアコースティック)なので、
ジャジーに唄ってもブルージーに聴こえちゃうんだよね。
おまけに全編で活躍するパーカッションがまた、いい味出してるんですよね。
狙ったのかどうか、カサンドラのちょっとフラット気味のヴォーカルもなかなか。
ワタシのお気に入りは、JTの「Only A Dream In Rio」、
ユニゾンでつけるハーモニーと、12弦バンジョーの不思議な音色が魅力です。
狙ったのかどうか、カサンドラのちょっとフラット気味のヴォーカルもなかなか。
ワタシのお気に入りは、JTの「Only A Dream In Rio」、
ユニゾンでつけるハーモニーと、12弦バンジョーの不思議な音色が魅力です。
今回は奇を衒ったアレンジもなく、聴きやすい作品です。