LINDA RONSTADT 「FOR SENTIMENTAL REASONS」     1986
 
 
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 ネルスン・リドルとつるんだジャズ・スタンダード集で
「WHAT'S NEW」「LUSH LIFE」に続く作品です。
 
 当時はカントリー系のリンダがまさかこのようなスタンダードを唄うなんて
思いもよりませんでした。
今もそうなんですが、ポップ・シンガーの
「スタンダードなんかも唄っちゃいました」的な作品には
ロクなモノに出逢った例がないので、
「リンダ、お前もか...」と思ったものです。
 
 そんなこんなで、しばらくCD棚にひっそりと放置されてたんですが、
今改めて聴くと、やっぱり上手いんだなぁ。
 
 特に「Straighten Up And Fly Right」あたりは
リンダのヴォーカルとバックのサウンドが適度に弾んでいて、
おまけにジェイムズ・テイラーのヴォーカルもなかなか合ってますねぇ。
 
 この頃はリンダは40歳くらい。
写真を見ればまだ小娘のようにも見えるけど、
こんなセンチメンタルでロマンチックな唄を唄える妙齢になってたんですよね。