尾崎紀世彦 「オリジナル・ゴールデン・ヒット」     1970-1974
 
 
 
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 収録曲は
 SIDE-A
  また逢う日まで(第13回レコード大賞受賞)
  別れの夜明け(デビュー曲)
  さよならをもう一度
  愛する人はひとり
  ふたりは若かった
  ゴッド・ファザー 愛のテーマ
  こころの炎燃やしただけで
  愛のみに生きて
  あなたに賭ける
  君と生きる
 
 SIDE-B
  愛こそすべて(東宝映画「エスパイ」主題歌)
  見知らぬ国へ(東宝映画「エスパイ」より)
  許しておくれ
  この道は遠けれど
  最後のくちづけ
  男と女が別れる時
  しのび逢い
  いとしの蒼いバラ
  五月のバラ
  かがやける愛の日に(第2回東京音楽祭世界大会銀賞受賞)
 
 
 もちろん「また逢う日まで」でイメージは決まっちゃいました。
声量豊かな、日本人離れしたダイナミックな唄い方をする
本格派ポップ・シンガーてなところ?
 
 とにかく、この「また逢う日まで」のインパクトの凄かったこと!
ブラスに導かれたイントロ、そして、別れの歌をこんなにもあっけらかんと、
爽やかに唄う...という、それまでの歌謡曲の常識を覆した曲。
 
 折りしも、洋楽チャートではトム・ジョーンズやエンゲルベルト・フンパーディンク
あたりが活躍してたところに、我が日本にもこんなシンガーが誕生したんですから。
モミアゲも凄かったしね。(笑)
 
 この曲はもともとエアコンのCMソングとして、筒美京平さんが作った曲が
スポンサーの都合でボツになり、それに阿久悠さんが詩をつけたものを
ズーニー・ヴーが唄ってレコードをリリースしたのですが、
それも泣かず飛ばずで、再度、阿久悠さんが詩を作り直して
尾崎さんの唄で大ヒットしたものです。
 
 
 後年「懐メロ」番組でこの歌を唄う尾崎さんをTVで観ますが
その度に、メロディを崩さずに昔の通りに唄ってくれないかなぁ、と
家人といつもぼやいてます。(笑)