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BETTE MIDLER 「FOR THE BOYS」 1991

『ベット・ミドラー、ジェームス・カーン共演によるミュージカル大河ドラマ、
ベット・ミドラーのステージでのパフォーマンスはさすがお見事。
ビートルズの名曲「イン・マイ・ライフ」を歌うシーンは思わず涙ぐんでしまうほど感動的。』

 これまた「まだ聴けてないCDたち」の段ボール箱の一枚でした。

 アリフ・マーディンのアレンジによる、スタンダードの「Come Rain Or Come Shine」の
ストリングスとホーンは何度聴いても素晴らしいです。

 そして「I Remember You」は、ジェイムズ・カーンとのデュエット・ヴァージョンと
ベットのソロ・ヴァージョンが収録されていますが、
デュエットといえば、どうしてもトム・ウェイツとの「I Never Talk To Strangers」を
思い出しちゃいますが、趣は全然違うものの、本作でのジェイムズ・カーンとの共演は
彼女のポップ・シンガーとしての表現力の豊かさを知らしめるに充分だったでしょう。

 「For All We Know」などは、ジャズ・シンガーとはまた違った雰囲気が味わえます。
このあたりのバラードにおける旨みが感じられるアルバムです。