副題は「ORIGINAL SESSIONS 1937-1947」となっていますが、
実際は1936年~1955年までの音源です。
この2LPにはマスター・テイク以外に、ライヴ音源やラジオ音源、TV音源なども
収録されており、カウント・ベイシーやロイ・エルドリッヂ、ルイ・アームストロングらと
共演したものもあります。
特にサッチモとのD-5「Do You Know What It Means To Miss New Orleans」は
サッチモのヴォーカル~トランペット・ソロ~ビリーのヴォーカルという流れの
"無修正ライヴ・ヴァージョン" です。
A-2「No Detour Ahead」やB-3「Don't Explain」、B-5「Lover Man」、
C-2「Road To Love」などの切々と唄われる曲、
そしてベイシーとのB-1「They Can't Take That Away From Me」あたりの
ライヴ・ヴァージョンが聴けるのが嬉しいですね。