86年にメジャー・デビューしたドワイトの4作目にあたります。
88年には、幼少のころから聴き親しんでいたバック・オウエンズと
「Streets Of Bakerfield」で共演、これが80年代初頭に引退をしたオウエンズの
事実上、復帰作となったのであります。
フィドルに導かれた短いイントロの「The Heart That You Own」、
ワタシ的にはこのバラードに尽きますね。
もちろんミドル・テンポのホンキー・トンク・スタイルのナンバーも彼の魅力なのですが、
この曲といい「Sad, Sad Music」といい、イントロから曲間に至るまで、
フィドルを効果的に使ったナンバーはやはり味があります。
また、偉大なるロジャー・ミラーとの共作で、ミラー氏もコーラスで参加してる
「It Only Hurts When I Cry」のような軽快な曲も素晴らしく、
とにかくピート・アンダースンのプロデュース&アレンジは、
どんな曲もカチッと決まる!
とにかくこの頃は破竹の勢いのドワイトでした。