イメージ 1

DWIGHT YOAKAM 「IF THERE WAS A WAY」     1990

 86年にメジャー・デビューしたドワイトの4作目にあたります。

 88年には、幼少のころから聴き親しんでいたバック・オウエンズと
「Streets Of Bakerfield」で共演、これが80年代初頭に引退をしたオウエンズの
事実上、復帰作となったのであります。

 フィドルに導かれた短いイントロの「The Heart That You Own」、
ワタシ的にはこのバラードに尽きますね。
もちろんミドル・テンポのホンキー・トンク・スタイルのナンバーも彼の魅力なのですが、
この曲といい「Sad, Sad Music」といい、イントロから曲間に至るまで、
フィドルを効果的に使ったナンバーはやはり味があります。

 また、偉大なるロジャー・ミラーとの共作で、ミラー氏もコーラスで参加してる
「It Only Hurts When I Cry」のような軽快な曲も素晴らしく、
とにかくピート・アンダースンのプロデュース&アレンジは、
どんな曲もカチッと決まる!

 とにかくこの頃は破竹の勢いのドワイトでした。