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ASYLUM STREET SPANKERS 「MY FAVORITE RECORD」     2002

『戦前ジャズからヘビーメタルまでジャンル横断21世紀型ジャグ・バンド!
テキサス州オースティンで出逢った様々な背景を持つ老若男女が、
自分たちのやりたい音を紡ぎ合わせたらアサイラム・ストリート・スパンカーズになった。
96年のCDデビュー以後、順調にリリースを重ねている。
最大で10人以上に及ぶ大所帯ながらフットワークはとことん軽い。
今回の2年振りとなるスタジオ・アルバムは書下ろし作品満載かつ、
スパンカーズならではの多岐に渡るジャンルを駆使した作品。』

 入れ替わり立ち替わりの大所帯バンドですが、オリジナル・メンバーは
紅一点のクリスティーナ・マースとワモ、スタンリー・スミス、ガイ・フォーサイスの4人で
他7名が加わり、今回は11名がクレジットされています。

 いつもながらクリスティーナの2面性に驚かされ、
またワモのユーモアやパロディに笑わされ(今回はブラック・サバスが飛び出したり...)
一番 "オトナ" を感じさせるスタンリー・スミスを堪能できたり...
でもこれだけ個性がバラケていると、メンバー間の意見の食い違いや衝突とか
ないのかなぁ?と、余計な心配をしつつ、最近はどうしちゃってるのかな?
と、熱い想いを馳せています。(笑)

 しかし、クリスティーナの「Monkey Rag」「Breathin'」あたりと
「Smile」「No Song Sad Enough」との落差は
まったく同一人物とは思えないくらいの二面性が楽しめます。

 タイトル・チューンの「My Favorite Record」の "針飛び" の再現も
笑っちゃえますね。