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ANTARA DEL BARRIO 「ANTARA DEL VARRIO」     1989

 県人の谷中秀治さんもからんでる多国籍フォルクローレ・グループ、WAYNOの
メンバーでもあるフランシスコ・ロドリゲス(ギター、ヴォーカル)、
レイデル・ドラド(チャランゴ)の2人にリカルド・シルヴァ(ケーナ、サンポーニャ)
を加えた3人組のユニットです。(名前のカタカナ表記はこれで合ってるのかな?)

 レイデル・ドラドさんのブログhttp://blogs.yahoo.co.jp/leyderdorado/544970.html
によりますと、本作は「掘廚任△襪蕕靴い任后

 このグループは "DEL PUEBLO...DEL BARRIO」" のメンバーが
"ANTARA" (アメリカで初めて誕生したアンデス音楽のグループの一つ)
のメンバーと合流してできたユニットで、
フランシスコはチリ出身、レイデルはコロンビア、リカルドはわかりません(笑)
WAYNOでもアルゼンチンやペルー、チリ、コロンビア、日本と
文字通り多国籍ユニットでした。

 WAYNO系のバンドは、アンデス民謡や、「ふるさと」のような日本の唱歌、
また「コーヒー・ルンバ」のようなポピュラー・ソングなんかも
フォルクローレ調にアレンジして演奏したりします。

 本作でも、アンデス色よりもポピュラー色が前面に出ており、
特にフォーク・タッチの「Encuentro」や牧歌的な「Charaqua」など、
爽やかさを感じさせるサウンドも意識しているようにも思え、
なかなかヴァラエティーに富んだ編成となっています。

 複数のケーナでプレイされた「Quenas」にはリカルド・シルヴァに加え、
アンセルモ・ポートゥガルもケーナをプレイしており、
チャランゴとカホン・パーカションの力強いリズムに乗って
響き渡るケーナの音色は、なんと美しいことでしょう。

 あ、そうそう、先日、県民会館で行われてた「インカ帝国のシカン展」の
プロモートの一環として、イオンの一階広場で、
谷中さんのグループがフォルクローレを演奏していました。
曲間の谷中さんのしゃべりなどは方言丸出しで楽しいものでしたよ。