ご存知グレイトフル・デッドのジェリー・ガルシアがデッドと並行して
よりカントリー・テイストを追究しようとして71年に結成したバンド。
93年の日本公演時にはオリジナル・メンバーはジョン・ドゥスンのみとなりましたが、
70年代の彼らの初期のレパートリーとデッドのナンバーを中心に演奏してくれてます。
当然、日本では発売されず、米盤なのですが、
ジャケ表には「ニュー・ライダース・オブ・ザ・パープル・セージ」と片仮名表記、
また裏ジャケには「初来日」と、漢字で表記されています。
デッドとは別のカントリー・テイストもさることながら、
この来日公演で披露された「Early In The Morning」、
「この曲はブルーズです。バディ・ガイ&ジュニア・ウェルズです。」と
たどたどしい日本語で紹介されます。
ラスティ・ゴーシエとゲィリー・ヴォーゲンセンの2本のストラトと
ジョン・ドゥスンのヴォーカル&ハーモニカと思われます。
最初、無伴奏のギター・ソロで始まるんだけど、
これがまたジャジーなブルーズ・ギターで味があるんだな。
この来日公演はギター3本のみのトリオ編成ですが、
往年のナンバーをちゃんとしたバンド編成で聴いてみたかったですね。