「IN PARIS FESTIVAL INTERNATIONAL DE JAZZ」 1949
タッド・ダメロン(p)、ジェイムズ・ムーディー(ts)、バーニー・スピーラー(b)、
ケニー・クラーク(ds)といったメンバーのダメロン・クァルテットに
マイルスが加わった海外ツァー用の双頭バンドで、1949年のパリでのライヴ音源です。
1曲目の「Rifftide」(たぶんオープニング?)で仏人MCが喋る喋る...。
演奏が始まってからも、まだ喋り続けてます。(笑)
というか、ラジオ放送用の司会者のMCを無視して突っ走る...て感じです。
しかしこの時代のマイルスって、どれを聴いても、とても20代前半の若造とは
思えませんよね。「Don't Blame Me」「Embraceable You」あたりのバラードでは
歌いまくってますよ。飛ばしまくってる「Ornithology」も熱気が伝わるプレイですが、
やはりバラードのテンポがいいですね。
音質は当然悪いのですが、貴重な音源です。