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BILL WITHERS 「MENAGERIE」     1977

 アルバム・タイトルの「MENAGERIE」とは
「野獣園」「野獣の見世物」といった意味らしく、
道理で、ジャケには野獣と言うよりも、可愛い動物に囲まれて
微笑んでいるビルの顔が写ってます。

 このあたりのソウル系の音は、ほとんど馴染みが無く、
レコードやCDも数えるくらいしか持ってません。
ですから、記事になるのは年に1度あるかないかでしょう。(笑)

シェルター時代にフレディ・キングが「Ain't No Sunshine」を取り上げてたこともあり、
唯一親近感を感じるR&Bシンガーです。
でも、ブルーズは大好きだけど、R&Bやソウル系はちょっと...
というのは、今でも変わりありません。(笑)

 それでも「Lovely Day」のレイ・パーカーやラス・カンケルらが織り成す
歯切れの良いサウンドは流石ですね。最近ではTAKE6がカヴァーしてるらしいです。 
それと「Lovely Night For Dancing」の "Get up to dance to me" という
コーラス部分を聴くと、「ハハ~ン! ジェイムズ・テイラーのR&B的要素は
ここにあり!」などと発見したり、で、ささやかな歓びを感じるのでありました。

 ワタシにとっては暑苦しいソウル~R&Bと一線を画すサウンドで、
どっちかというと、AOR的な感覚で楽しめるシンガーでした。


 さて次回の「70’s」はクレイジー・ホースの「ゴーン・デッド・トレイン」を
予定しています。