『ノルウェーの知性と感性を代表する女性シンガー、
カリ・ブレムネスが歌う大人の愛の世界。』
過去の作品に比べ、若干リズムを強調したのかな?とも思える部分もありますが、
カリの歌唱の本質は変わりありません。
ジャケの写真はノルウェーの彫刻家の作品で「トゲのあるハート」だそうで、
木でできたこのような形のツボ押し器を思い出しました。(笑)
それを手で握ると、手のひらや指などにあるツボを刺激してくれる、
というお土産物でした。
本作は、愛や不幸、人生は決してキレイ事だけではない、
といったことがテーマだそうで、「トゲのあるハート」はまさにそれを象徴しています。
いつになくアップテンポの曲も多く、訳詞を読んでも内容が難しく、
ただ、バンド・サウンドはかなりタイトなものになりつつあるのかな?
ベット・ミドラーの「Rose」を自作のノルウェー語の詩をつけてカヴァーしており、
これが一番聴きやすいか?