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AC/DC 「BLACK ICE」     2008

『これぞ偉大なるマンネリズム!!!
結成から35年、どこを聴いてもどれを聴いても
歌って騒げる金太郎あめロケンロー』

 これは昨年(2008年)頂いたサンプル盤です。
AC/DCって言うと、半ズボン・ランドセルのギタリスト、アンガス・ヤング、
そして兄のマルコム・ヤング、ヴォーカルのブライアン・ジョンスンを中心としたバンド、
といった程度の認識しかなく、オンタイムで聴いた記憶はまったくありませんでした。
(映像では断片的に触れたことはありましたが。)

 自分自身、まさかこの歳になって、AC/DCのようなストレートなロックンロールを
聴く機会があるとは夢にも思っておりませんでした。(笑)
ただ貧乏性のせいか、頂いたサンプル盤は必ず目を通す(じゃなかった、耳を通す?)ことを
モットーとしておりますので、正直、期待はしてないけど、ま、聴いてみっか...
てなノリで聴き進みますと、これがなかなか骨のあるサウンドでビックリ!?

 本作リリースの2008年時点で、アンガス・ヤングは53歳(ワタシとほぼ同年代)、
ブライアン・ジョンスンに至っては61歳というから、頑張ってますねぇ。
と言っても、往年の作品はほとんど聴いてないので、どう進化したのか?とか
聴かれてもまったくわかりませんが...。(笑)

 なにしろ8年ぶりの新作だそうで...。
ブルーズ・クラシックの「Stormy Monday」をパロったようなタイトルの「Stormy May Day」、
アンガスのスライドのリフはなかなかカッコイイですよ。
同様に「Rock'n Roll Train」やタイトル・チューン「Black Ice」などのリフも
上出来で、アンガスというギタリストはギターはそれほど上手でもないんだけど、
リフ作りにかけては類稀な才能を発揮します。

 それにしてもギターウルフ氏の邦題、なぜか興醒めです。
「爆弾ジャック」とか「恋の発電所」「戦闘マシーン」「ロック大戦争」
「地獄の回転花火」「愛のデシベル」...て感じのが延々と並ぶんですから。(笑)

 アンガスって今でも半ズボンを下げてお尻を出すパフォーマンスをやってるのかしら...。