オリジナル・メンバーのアンディ・フレイザー(b)が脱退してしまい、
替りに山内テツ(b)とラビット(key)を加えて再出発したつもりが、
ポール・コゾフ(g)のドラッグ禍でレコーディングもままならず...。
いきなり重たいA-1「Whishing Well」、
こでのパワフルなポール・ロヂャーズのヴォーカル、
そしてコゾフの "クネクネ"ギター。
(クレジットはされてないけど、明らかにコゾフだよね。)
続くA-2「Come Together In The Morning」、
このマイナー調の曲を切々と唄うロヂャーズ、この2曲でキマリ!です。
B-2「Common Mortal Man」も重たい曲で好きです。
キーボードが加わったためか、サウンドにも厚みが増したようです。
とにかく、コゾフはレコーディングに参加できてないようで、
あとからギター被せたみたいだけど、コゾフが弾けなかったところに
"スナッフィ" とかいうギタリストが弾いてるみたいです。
でもコゾフじゃないとダメだよね。
そのコゾフは76年に他界...。
さて次回の「70’s」はディープ・パープル「ラスト・コンサート・イン・ジャパン」を
予定しています。