アルバム「BLUE VALENTINE」に収録されている曲です。
THE POGUESの「ニューヨークの夢」と共にX’MAS番外編として
愛聴している唄です。
彼女は妊娠している。
トロンボーン吹きのマリオは、お腹の子が自分の子じゃないとわかっていながら、
彼女をあいしてくれている。
彼女は近況を報せようとチャーリーに手紙を書く。
だが彼女の物語はすべて作り話で、マリオも赤ん坊もいない。
彼女は留置場から、そのクリスマスカードを投函したのだ。
仮釈放になるのは、おそらくヴァレンタイン・デーの頃だろう。
つまり、彼女は昔のオトコに金の無心をしているのだ...。
といった内容の唄です。
(ケン・ブルックス氏の解説、山本安見氏の訳を参考にさせて頂きました。)
この時期のトムはチャック・Eとリッキー・リー・ジョーンズとの
トライアングル状態にあり、なかなか興味深い内容の詩です。
ピアノ弾き語りのブルージーなナンバーです。
(実際はトムのアコ・ピアノとダ・ウィリー・ゴンガのエレピの伴奏です。)