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TOM WAITS 「Christmas Card From A Hooker In Mineapolis」     1979

 アルバム「BLUE VALENTINE」に収録されている曲です。

 THE POGUESの「ニューヨークの夢」と共にX’MAS番外編として
愛聴している唄です。

 彼女は妊娠している。
 トロンボーン吹きのマリオは、お腹の子が自分の子じゃないとわかっていながら、
 彼女をあいしてくれている。
 彼女は近況を報せようとチャーリーに手紙を書く。
 だが彼女の物語はすべて作り話で、マリオも赤ん坊もいない。
 彼女は留置場から、そのクリスマスカードを投函したのだ。
 仮釈放になるのは、おそらくヴァレンタイン・デーの頃だろう。
 つまり、彼女は昔のオトコに金の無心をしているのだ...。

といった内容の唄です。
(ケン・ブルックス氏の解説、山本安見氏の訳を参考にさせて頂きました。)

 この時期のトムはチャック・Eとリッキー・リー・ジョーンズとの
トライアングル状態にあり、なかなか興味深い内容の詩です。

 ピアノ弾き語りのブルージーなナンバーです。
(実際はトムのアコ・ピアノとダ・ウィリー・ゴンガのエレピの伴奏です。)