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SHAWN COLVIN 「A FEW SMALL REPAIRS」     1996

 彼女の4作目で、ワタシがショーン・コルヴィンに接した初めての作品でした。

 妙な絵のジャケットですが、本人はなかなか可愛らしい女性です。
(といっても '56年生まれなのでワタシよりも1歳若いだけですが・笑)

 さりげなくマンドリンをフィーチャーした「Sunny Came Home」などは
どこかで聴いたことがあるようなメロディ(どこだか思い出せない...)ですが、
なかなかいい曲だと思います。
このアルバムで97年のグラミーの "Record Of The Year"
そしてこの「Sunny Came Home」が "Song Of The Year" を獲ったって言うから
ビックリ! この地味っぽいSSWにしては快挙!!

 おまけに過去の作品でトム・ウェイツをカヴァーしてるらしく(こちらは未聴)
俄然、興味が沸いてきます。
トム・ウェイツって、なぜか女性にカヴァーされるんですよね。
ホリー・コールやマデリーン・ペルー、スカーレット・ヨハンスン、
そしてこのショーン・コルヴィンなど...。

 もうひとつおかしなことに「The Facts About Jimmy」に
あのナッシュヴィルの奇人ライル・ラヴェットがハーモニーでクレジットされてるんですよ。
それもかなり普通っぽく、そして控えめに。

 全体的に作風が多様で、器用さが覗える半面、ヒットメーカーにはなり得ないな、
と勝手に思いこんでいる始末です。(笑)