ビギンや夏川りみが唄ってる「涙そうそう」をカヴァーしてるので、
皆さん、何となく耳にされたことがあるのではないでしょうか?
輸入盤なので解説とかなく、よくわからないのですが、
どうもハワイの祖先や家族に捧げられた作品のようです。
1曲目がいきなり、自分の祖先やルーツを述べたチャントになっており、
2曲目がおばあちゃんを称えたチャントのようです。
さて、問題の「涙そうそう」ですが、サビの部分のメロディがかなりアレンジされており、
最初は一緒に口ずさんでたのが、サビでちょっと慌ててしまいました。(笑)
日本人アーティストが洋楽をカヴァーする時はけっこう原曲に忠実に唄うことが多いのに、
向こうのヒトがJ-POPをカヴァーすると、どうして、こうも自由度が高くなるの?
チャゲ&アスカのカヴァー・アルバムや大瀧さんのカヴァー・アルバム「CANARY ISLANDS」
なんかもそうだったけど、向こうのヒトたちにしてみれば、
まだまだメロディを改善する余地、というか必要がある、ということ?
良く言えば、日本人はリスペクトを込めて忠実にカヴァー、
向こうは自分の言葉に置き換えてカヴァー、ということでしょうか?
ま、いずれにしても本作ではスティングの「Fields Of Gold」や
ビリー・ヴォーン楽団のヒット曲(たいとる忘れました)「Pupu A'o 'Ewa」
カーラ・ボノフの「Goodbye My Friend」ベビーフェイスの「You Were There」に混じって
わが国の「涙そうそう」が唄われてるんですから。
それも2002年の来日時にすでに唄ってた(まだ日本ではヒットしていない)というから
嬉しいじゃぁないですか。