88年デビューの仏人リアーヌ・フォリーの3rdアルバム。
英詩、仏詩半々の構成で、ブックレットを見る限り、なかなかの美形です。
オープニングの「A Trace Of You(そっとさよなら)」、
低音部がジュリア・フォーダムみたい。
そういえばジュリアもVIRGINレーベルでしたか。
世界進出を目論んだリアーヌ、やっぱり「Les Parfums D'autrefois」のような
仏語のしっとりした曲がいいですねぇ。アコーディオンの音色も素敵だし。
ジャジーな味付けのマイナー・メロディ、「Tell Me Why」、
これは仏語で聴きたかったなぁ。
ボートラで「そっとさよなら」の仏語ヴァージョンが収録されていますが、
やっぱり仏語ですよ!(笑)
曲によっては雰囲気的にヴィクター・ラズーロぽく聴こえるところもありますが、
(声質は全然違う)この人の魅力は低音部でしょう。
なかなか素敵な唄い方をするシンガーです。