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BROOKS & DUNN 「BORDERLINE」     1996

 ブルックス&ダンの4作目です。
96年のビルボードの年間アルバムの37位でした。
ちなみにその年のNO.1はアラニス・モリセットの「JAGGED LITTLE PILL」でした。
カントリーではシャナイア・トウェインの「THE WOMAN IN ME」が6位、
ガース・ブルックスの「FRESH HORSES」が7位、
アラン・ジャクスンの「THE GREATEST HITS COLLECTION」が15位、
リアン・ライムスの「BLUE」が33位、
ティム・マッグロゥの「ALL I WANT」が38位、
ジョージ・ストレイトの「BLUE CLEAR SKY」が40位、
ヴィンス・ギルの「SOUVENIRS」が43位、
ガース・ブルックスの「THE HITS」が46位と、結構当たり年だったのではないでしょうか。

 ロニー・ダンがリード・ヴォーカルを担当したロックンロール調の
「Mama Don't Get Dressed Up For Nothing」や
バラード調の「I Am That Man」、「A Man This Lonely」、
疾走感あふれるロックンロールに上手くハーモニーを乗せた「Redneck Rhythm & Blues」、
ブレント・メイスンの軽快なギターをフィーチャーした、
一番カントリーぽい「One Heartache At A Time」など、
どれも彼らの魅力が詰まった曲がラインナップされていますが、
やはり極めつきはオープニング・チューンの「My Maria」でしょう。
一番得意なリズムに乗せ、彼らのコンビネーションが上手く発揮された曲です。

 バックを担当する面々もナッシュヴィルのピカイチのスタジオ・ミュージシャンばかりで、
B&D、バック・ミュージシャン共にアルバム毎に確実に精度が高まってるのがわかります。