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LEON REDBONE 「ANY TIME」     1999-2000

『懐かしきあの日々。
今宵、グッド・オールド・スウィング・ミュージック!
アメリカ・ミュージック・シーンの奇人、レオン・レッドボーンの
アコースティック・スウィングの会心作。』

 レオン・レッドボーンについては75年のデビュー作「ON THE TRACK」から
78年の「CHAMPAGNE CHARLIE」あたりまではオン・タイムで輸入盤で聴いてたのですが、
80年代~90年代はちょっとご無沙汰、2002年に本作で久々に再会したというわけです。

 デビュー以来一貫してグッド・タイム・ミュージックを追究する姿はかわりませんが、
75年の「ON THE TRACK」なんかは、音のこもり方なども昔風な録音処理がなされているのに対し、
音響的な聴こえかたは今風で、当時のLP時代から現在のCD時代への流れを感じるとともに、
アコースティック・スウィング復活に伴い、そのような小細工も必要なかったのかも知れません。

 本作に収録されてるどの曲も20年代~30年代のものと思われますが、
原曲には疎いワタシでも「どこかで聴いたことがあるぞ!」的なデジャ・ヴュ体験が
できます。(笑)

 特にタイトル・チューンの「Any Time」はハワイアンのようなカントリーのような?
レコード・CD棚を調べてみると、たしかにエディ・アーノルドも吹きこんでました。

 今回はフランク・ヴィノーラのギターのカッティングやボブ・ゴードンのクラリネットなども
結構楽しめますよ。