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LITTLE MILTON 「THINK OF ME」     2005

 亡くなったのが2005年の8月、その2ヶ月前に発表したラスト・アルバムです。

 古巣のMALACOを離れ、TELARCにて心機一転てぇ時に脳梗塞かなんかで
お亡くなりになられました。

 リトル・ミルトンのポジションは、B.B.の亜流+ソウル・フィーリング、
といったイメージでした。(あくまでもワタシのイメージです。)
本作は全曲オリジナル、ヴォーカルはいつも通りソウルフルなミルトンなんだけど、
ギターはいつもの覇気が感じられない、けれど、何か新しいものにトライしようとしてるのが
わかります。

 例えば「Let Your Love Rain Down On Me」のバンド・サウンドはサザン・ロック風だし、
そこにソウルフルなヴォーカルが加われば、どんな南部のバンドも顔負け、てなところでしょう。
と言いつつ、全体的にはメロゥな感じのミルトン、どうも曲作りが、
白人のブルーズ・ファンにもアピールしよう、という意図があったのでしょうか?