５０～６０年代あたりのラジオ・ショー「LOUISIANA HAYRIDE」の音源です。
ジョニー･キャッシュがデビューしたのは１９５５年のサン・レコードでの
「Cry, Cry, Cry / Hey Porter」だと言われていますが、
サン・レコードのオーディションを受けた時に唄ったのが自作の「Hey Porter」で、
これもこのショーで唄っており、また後のヒット・チューン「Folsom Prison Blues」や
「Ballad Of A Teenage Queen」、「Guess Things Happen That Way」なども
当然唄っており、音質は決して良くはありませんが、溌剌としたジョニーの唄声が聴ける音源です。
ステージ上で、スポンサーである "SOUTHERN MAID DOUGHNUTS" のコマーシャルなんかも
収録されており、なかなか貴重な音源ではあります。
本アルバムには６５年までの音源しか記録されていませんが、
翌６６年にはジューン・カーターも一緒に登場したりして、後に夫婦となり、
ジューンの協力を得て、ジョニーはヤクを克服し、６８年には再び夫婦で登場したとさ．．．。
めでたし、めでたし．．．。
写真はＬＰのジャケで、ＣＤのほうは「JOHNNY」が白文字、「CASH」が赤文字、
「Hayride Anthology」が金文字となっています。