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FOREIGNER 「THE VERY BEST...AND BEYOND」     1977-1992

『ルー・グラム復活!
完璧なライン・アップでレコーディングした新曲3曲をふくむベスト盤!』

 70年代~80年代の代表曲に、92年の新曲3曲を加えたベスト盤です。
アルバム的には84年の「AGENT PROVOCATEUR」あたりはかなり好きなんですが、
このフォリナーというバンド、ヒット曲と言えば81年の「Waiting For A Girl Like You」や
84年の「I Want To Know What Love Is」あたりのヒットは日本でも有名ですが、
実はそれらに肩を並べるほどのチャート実績をもつヒット曲がたくさんあるんですよね。

 さて新曲のほうは、バッキング・ヴォーカルにチープ・トリックのロビン・ザンダーや
ブレイク前のシェリル・クロゥが参加してますが、シェリル・クロゥはまだ下積み時代で
ほとんど存在感なし。しかしルー・グラムが戻った「復活フォリナー」、
3曲だけだけどワクワクさせられますね。

 往年のヒット曲は70年代のハードなサウンドから、
80年代に入ってからのミディアム・テンポやバラード・タイプまでいろんなスタイルがありますが、ワタシ的にはバラード・タイプのものが好きで、
ベタですが「Waiting For A Girl Like You」や「I Want To Know What Love Is」、
「That Was Yesterday」などのマイナー調の曲が昔からお気に入りでした。
ちなみに「I Want To Know...」はカントリー・シンガーのワイノーナ・ジャッドの
カヴァーも素晴らしいです。
ワイノーナのヴァージョンはなぜかジェフ・ベックがギターを被せており、
これもまた妙な取り合わせで面白いですよ。

 とにかくフォリナーの「I Want To Know...」の前半の暗さと言ったら、
BLACKの「Wonderful Life」でしたっけ? あれを思い出しちゃいますよ。
暗いけど美しいんだな、これが。時期的にも同じ頃だったかな?