『まだ聴けてないCDたち』の中の1枚でした。
「死ぬまで俺は18歳だぜ!」と、大口を叩くブライアン、この時既に30代後半。
本作には映画「THE MIRROR HAS TWO FACES」に使われた
バーブラ・ストレイサンドとのデュエット「I Finally Found Someone」
が含まれています。
いつものブライアンらしくストレートなロック・サウンドで、
18歳はちょっと無理があるとしても、常に若々しいサウンドを提供してくれるブライアン。
ストリングス入りのアコギ弾き語りバラード「I'll Always Be Right There」などは
ブライアンにしてはちょっと珍しいタイプの曲ですね。
それと、「Have You Ever Really Loved A Woman?」という誰かさんの持ち唄を
もじったようなタイトルの曲に、なんとパコ・デルシアがガット・ギターを弾いてるんですよ。
ハンドクラッピングとガット・ギターによる間奏は、まさにパコの世界。
パコって、こんなところにも顔を出すことがあるんですね。
すでに18歳を一回折り返したくらいの年齢のブライアンに
わずかな変化の兆しが見えたような気がしますが、いかがでしょうか。