『ヴァルトザッセンのバシリカに響くひたむきな祈りの歌
グレゴリオ聖歌の精髄に触れる名盤。』
正式なタイトルは、ゴーデハルト・ヨッピヒ神父が指揮する
"エッセン・スコラ・カントールム・グレゴリアーナ(エッセン・グレゴリオ聖歌学校)"
が歌う「DEUS, DEUS MEUS」というグレゴリオ聖歌集です。
ドイツのヴァルトザッセン修道院教会で録音されたもののようです。
ワタシ自身、まったく知識がないので調べたところ、グレゴリオ聖歌は8~10世紀に
作られたもので、ひとつのメロディを無伴奏で、しかも和声ではなくユニゾンで歌ったものです。
クリスマスやキリスト生誕を祝う儀式のための音楽で、みんなで歌うことにより、
罪を救済され、神に近づく、という風に信じられてきたようです。
ここに収録されているのは、四旬節(復活祭に先立つ40日間)のミサで歌われるものです。
もちろんここで歌ってるヒトたちはプロのシンガーではなく(笑)聖職につく修道士たちで、
ハーモニーもなにもない無伴奏の斉唱で、ましてやラテン語もわからないし...
で、退屈に感じがちですが、解説を読みながら耳に馴染ませて行こうと思ってます。(笑)
"癒しブーム" のハシリがこれらのグレゴリアン聖歌だったような気がします。