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RICHARD JULIAN 「SLOW NEW YORK」     2006

『大都会ニューヨークから生まれたシティライフ・ミュージック。
街中で飲む一杯の "カップ・コーヒー" のように、心温めます。』

 「放置されてたサンプル盤たち」の一枚でした。

 そう言えば、ノラ・ジョーンズのリトル・ウィリーズあたりにクレジットされてましたっけ。
て言うか、本作はリトル・ウィリーズより前にリリースされたアルバムなんですよね。

 なんか、ボソボソ唄ってる感じ。
特に個性も感じないけど、「Slow N.Y.」での一瞬裏声に転じるところや
ちょっとニュー・オーリンズ調の「If A Heart Breaks」でのハーモニカなど、
ちょっとしたディティールにそそられそうになります。

 感覚的にはノラ・ジョーンズの影響を受けたジャック・ジョンスンていったところでしょうか?
ヘンな例えで申し訳ないですが、「ノラ・ジョーンズ云々」といった形容詞があるがために
ちょっとは脚光を浴びた、ってところでしょうか。
これしか聴いてないのでわかりませんが、曲作りの上では、ブルーズやサザン・ロック、
ニュー・オーリンズなど、いろんなスタイルを包含してるようで、面白そうですが...。