「放置されてたサンプル盤たち」の一枚でした。
このタイトル、どう解釈すべきか?
「ジャズではなくジャジーな?」
あるいは「ジャジーだけどジャズではない?」
ま、どちらでもいいですが、ジャズ、あるいはジャジーなテイストを感じさせるのは
ごくわずかなトラックのみ。
さて収録曲は
.瓮蹈妊・ガルドー / 夜と朝の間で
▲Εンタープレイ / ホット・ソース
ソーニャ・キッチェル / エヴリー・ドロップ
ぅ瀬侫ー / マーシー
ゥ献Дぅ漾次Εラム / エヴァーラスティング・ラヴ
Ε┘ぅ漾次Ε錺ぅ鵐魯Ε后/ リハブ
Д戰后Ε蹈Ε蝓次/ ソー・サプライム
┘襦璽燹Εぅ譽凜鵝/ いつかきっと
ヴィエナ・テン / ホワットエヴァー・ユー・ウォント
リズ・ライト / マイ・ハート
ニコラ・コンテ / ライク・リーヴス・イン・ザ・ウィンド
ベイ・シュー / サンデー・モーニング
キアラ・シヴェロ / ヒア・イズ・エヴリシング
マデリン・ペルー / 悲しみにさよなら
メロディ・ガルドー / 静かな炎
メロディ・ガルドーやマデリン・ペルーなどのプチ・ヒットにより、
ジャズに関わりのなかった層にもジャジーな音楽として浸透してるのかな?
そのあたりのファンにはグラミーがらみのエイミー・ワインハウスやダフィーあたりが
馴染みやすいか。
しかし、この「Jazzy Not Jazz」というコトバ、新しい一つのジャンルになりつつあるようですが
「聴こなす」という感覚、もちろん「着こなす」をもじったものですが、
元アパレル・マンとしては何であれ「こなす」のはそう簡単じゃないよ、と言いたくなります。(笑)
でも「JAZZ」って言っちゃうとどこか敷居の高さを意識しちゃうヒトもいると思うんだけど、
ここに収録されてしまった曲は、いくつかを除いてほとんどジャズを感じさせないものばかりで
まったく抵抗なく「聴こなせる」んじゃないでしょうか。
逆にジャズ・ファンであってもメロディ・ガルドーやマデリン・ペルーあたりは
興味をもって聴けると思うし、ジャズ・ファンには「Jazzy Not Jazz」という定義が
不可解なモノに思えてしょうがないんですが...。(笑)
もちろん、ここに登場するミュージシャンは「ジャズ・シンガー」と呼ばれることに
当然抵抗を感じるでしょうけど。(笑)