『ウェイノからあなたへのメッセージ』
タイトルの「MENSAJERO」とは「MESSENGER」という意味です。
地元レコーディングのアルバム、地元と言ってもペルーじゃなく、活動拠点のNYでもなく、
もう一つの活動拠点の富山県八尾町での録音です。メンバー唯一の日本人、谷中秀治さんは
富山県出身で、県内のコンサート・ホールや学校、施設、イヴェントなどでウェイノは
ライヴ活動をしています。
このCDは当初、コンサート会場でのみ販売されてたものですが、このほど
「太陽倶楽部」というレーベルから陽の目を見ることになりました。
メンバーは富山県出身のジャズ・ベーシスト谷中秀治、
ペルー出身のルイス・ヴィルチェレス(ケーナ、サンポーニャ)、セサー・フェレイラ(per)
チリ出身のフランシスコ・"パンチョ"・ロドリゲス(g)
コロンビア出身のレイデル・ドラド (チャランゴ)の多国籍5人組です。
本作は彼らの5作目にあたるアルバムで、ペルー民謡や、ユパンキの曲、
そして我々日本人にも馴染みの深い「灰色の瞳」(ウニャ・ラモス作、
加藤登紀子&長谷川きよしでお馴染み)なども含まれており、上質のフォルクローレを
聴かせてくれます。
見開きのブックレットには、いつになくメンバーの写真がふんだんに載せてあり、
ワタシも何度かコンサートを観ましたが、アンデス・ミュージック以外にも
日本の唱歌など、いろんな音楽を聴かせてくれます。
このGWには地元のイヴェントなどでまた大活躍のことでしょう。
GRUPO-WAYNO
http://www.grupo-wayno.com/index.html