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BROOKS & DUNN 「WAITIN' ON SUNDOWN」     1994

 グラミーのカントリー部門やCMAなどで毎年賑わせているデュオの3作目。

 そもそもリオン・エリック・ブルックス(クレジットではキックス・ブルックス)と
ロニー・ジーン・ダンの二人は共に1955年生まれ、ワタシと同期なのです。
だから親しみも感じますよ。

 アリスタ・レーベルのジャッズ(ワイノーナ&ナオミ)が解散したため、後釜デュオとして
デビューしたブルックス&ダン、1stシングルの「Brand New Man」が大ヒットし、
あとはトントン拍子。

 ロックンロール調の「Little Miss Honky Tonk」で幕を開けるこのアルバム、
どちらかというと軽快なタイプのオリジナルに混じって、唯一外部ライターの
「Silver And Gold」なんかもいいですねぇ。

 でも何と言ってもバラード調の「I'll Never Forgive My Heart」、ダンのヴォーカルに
かぶさるスティール・ギターとフィドル、そしてピアノが雰囲気だしています。

 ロック調のナンバーも魅力ですが、ワタシ的にはコーラス・ワークを盛り込んだ
バラードやミディアム・テンポのものが、二人のバランスがとれていていいと思うのですが...。