イメージ 1

MARTINA McBRIDE 「EMOTION」     1999

 92年のデビューのマルティナ・マクブライド、確か昔は髪長かったよね。

 映画「プリティ・ブライド」にも使われた「I Love You」、彼女の最大のヒット・チューンで、
ビルボードの24位(カントリー部門1位)にランクインされてます。
ロック色の強いポップ・カントリー・シンガーでしょう。

 サックス・ブルーの背景に白いブラウスのマルティナ、ジャケだけを見ると
カントリー・シンガーのアルバムとは思えないほど。

 たしかにこの時代はシャナイアやフェイスなど、カントリー・シンガーがポップ・シーンに
台頭した時期でもあります。このマルティナもご多分にもれず、ポップ・テイストを盛り込み、
ファン層を拡大した時期でもありました。バンド・サウンドとしてとらえると、カントリー臭が
薄く、ロック色の強いサウンドで、逆に「There You Are」などは、ポップ・バラードとして
万人に受け入れられる仕上がりになっています。

 こんな良質のアルバムをポップ・アルバムとして売り出さない日本のマーケットはおかしい!
彼女の青い瞳と半開きの口元を見ただけでイチコロですよ。(笑)
でも正直言いますと、カントリー・シンガーのアルバムとしてはちょっとモノ足りない部分も。